2011/09/12

Websig1日学校で勉強してきました

Websig 1日学校2011」 に参加してきました。身内がモデレーターをやっていて企画段階でどのような先生が良いか相談を受けて、提案した先生が登壇するにあたって応援?(というか結局は応援の逆?だった???)&個人的に荒井先生の社会の授業が日頃考えていることだったので非常に楽しみにしていました。

で感想!(これは安西先生から宿題を課されましたのでw)

<Web担当者のための算数>Adobe 安西先生
安西先生がANAに居た時代、私も昔RIAコンソーシアムに参加していたので知っていて、Adobeに入ってどんな思いでこの会のお話をするのかとワクワクしていました。私が印象に残っているのは下記3つ。
  • generalistヨコ とspecialistタテ
    安西さんが大手日系企業から大手外資に移っているので比較して見ることができる点にすごく興味がわいた。日本型はgeneralistを求めて育てる文化、外資は対して社長職でもspecialistがある文化
  • Web担当者としてのgeneralistを考える
    Webは会社の表皮、それをコントロールできる立場であること (消費者とのコミュニケーションをコントロールできる、究極を言えばWeb作らなくても良いという決断もできる、またコミュニケーションツールとしてWebを捉え拡張することも可能)
  • ワークショップからユーザー行動を考える
    最寄り駅から、会社までの道のりを相手に教える際どのように伝えるか? ユーザーは目的があって行動をおこす、ハイレベルサイトマップを利用して考える。

<Web担当者のための国語>CTC竹森先生、武藤先生
2人で先生やるのは大変だろうな、と、思っていたのですが、すごく内容が濃い準備万端の授業でビックリ。生徒約25人の半分は企業内サイト管理者だったのですごく共感したのだろうなとビシビシ伝わる内容でした。私が印象に残っていること。
  • Webマスターになった後のこと。
    企業内でWeb担当者になった時、会社に対してweb貢献度が上がると組織が拡大することを考えておく、最終的にはチームになり部門になったりする。それをマネジメントする立場に向かうのか、スペシャリストになるのか、別の部門(道)を探すのか考えておく。立ち上げ時は、お店をつくり商品を選び、陳列をするようなもの。自身が店長になるか次の後継者を捜すか考えておくこと=時代のトレンドニーズに合わせて自分が適任か問う。(後継者は社内調整力があり、webが好きな人に限る)

<選択授業(非ディレクター/プロデューサー)>beacon 本多先生
先生として推薦させていただきました。結論、気迫がみなぎって素晴らしかった。寝ずに114ページにわたる資料を作り、レッドブルを数本流し込んで目的がぶれず、最後まで、考えてきたこと、やってきたことを機関銃のように話続けて、、なんか気合いダーッって感じになってしまうかという雰囲気も超越して、さすがストラテジスト。今回登壇している先生陣のサラリーマン率をマップアウトして生徒をハッとさせる小細工といった多様な考察を加えて見事なフィニッシュ。印象に残ったこと。
  • みんな死ぬ気でやっていますか?僕は負けませんよ。
    個人的な感想ですが、なんとなく「死」に対してのキーワードが多かったので、そういわれた感が。。。崖っぷちにたって一人でも欠けると終わるチームの強さ、「血反吐は吐くまで」「死ぬ気でやれよ、死なないから」という言葉。本多さん自身、また受講者に対して叩き付けた挑戦状なのかな。うん、これは。 
  • スキルセットのビジュアル化
    私が勉強したキャリアカウンセリングでは、クライアントのスキルの棚卸し、自己考察にグラフ化やビジュアル化を行うけれど。こういう形で出してきて、考えている、将来はこういう風に行きたい、と本多さんが受講生にいうのはすごくリアリティがある。わかりやすかった。

<社会>荒井先生

 『不安を抱きしめ、自分の中に光明を見出し、仲間と連帯せよ』 連帯社会では"チャーミング"なヤツがモテるよ w 

これからの社会、自分たちはどうサバイブしていくか問う授業。
授業内容のメッセージにすでにシビレながら楽しみにしていた授業。体育館200名?の中、歩きながら喋る荒井先生、変な緊張感であっという間でした。
印象に残ったポイントは正直たくさんあって、ただ荒井さんが言いたかっただろう『連帯』というキーワードはスルメかストライドか、ぐらい味が濃く余韻続く続く。
コミットメントを強めて、上滑りでない人間関係を作っていきたい。そのためにいかに自身がチャーミングな人か問われる。ええー、怖い世の中ねw

<課外授業> ワールドカフェ
私が座った席は面白いメンバーで、男女2:2で私とフロントエンジニアの春日井先生と社会人1〜2年生だろう勢いのある優秀な男子と女子。軽いジェネレーションギャップを感じながらいろんな話をしてすごく勉強になった。あとでtweetみたら、そのとき話題に出たことを彼女が早速blogにアウトプットしています。

WebsigというWEBビジネスの発展に寄与していこうっていうボランティアの集まり、任意団体ができて早7年。
身内が本業の社長業をやりながら、精神的に辛そうで「やめたら」と言ったこともあるけれど。続けてきたことによって素晴らしい成果が生まれていることをこのイベントを通じて感じることができました。和田さんをはじめとしたスタッフの皆さんの連帯感、大きな組織に属さず、個々のコミットメントで成り立っている。それはWebの未来を変える『連帯』なんでしょうね。

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